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朝の連ドラ『マッサン』で出演している相武紗季の演技が堂に入りすぎている!! [エンタメ]

 もはや泉ピン子を超えたかもしれないと噂されている。NHK朝の連続テレビ小説『マッサン』に「いびり芸」の継承者が出現した。弱冠29歳という若さの若輩者なのに悪女を見事に演じきっている相武紗季だ。

 第13話(10月13日放送)の関西地区での平均視聴率が過去10年間の朝ドラ史上で最高値となる26.2%をマークするなど、引き続き絶好調を維持している『マッサン』。序盤の人気を牽引していたのは主人公・亀山政春(玉山鉄二)の母・早苗を演じた泉ピン子の通称「嫁いびり」だった。
 ヒロインのエリー(シャーロット・ケイト・フォックス)をあれやこれやと色々な手でいじめ抜く鬼姑の演技は圧巻だった。しかし、舞台が政春の実家がある大阪へと移ってしまい、ピン子の登場はしばらくの間はお休みとなる。その抜けた穴を埋める働きをしているのが相武だ。


 相武が演じているのは政春が勤める住吉酒造の社長令嬢の優子。スコットランドから帰国した政春と結婚するという願いが叶わず、青い目の花嫁を逆恨みする役所だ。その演技がかのピン子に勝るとも劣らない。
 第11話では、朝食の支度中に「ワタシ、オテツダイサセテクダサ~イ」と申し出るエリーを完全無視。無表情のまま、エリーの味噌汁にだけ醤油をドボドボと流し込んだという場面もあった。
 第12話では「バンゴハン、ツクラセテクダサ~イ」というエリーの申し出を全話とは打って変わって快諾した。しかしこれが罠だった。意気揚々とスコットランドの郷土料理を作っているエリーがいない時と見計らい、誰もいない台所で一壺分の塩を鍋にぶちまけたりもした。




マッサン 相武紗季.jpg
http://asadoradeeikaiwa.hatenablog.com/entry/2014/...より引用

 当然、食卓では皆が「塩辛い!」と悲鳴をあげた。その時にすべてを悟ったエリーからキッと睨まれるも、優子は悪びれもせず「仕方ないわ。材料もお台所も違うんやから」とシレッと言ってのけた。
 いびりに気づいた父親(西川きよし)に「(エリーは)たった一人で日本に来てるんやで!」と怒鳴られても、優子は気にした風もなく一蹴した。 
 「親を捨てる人の気持ちなんてわからへん!」「いつか化けの皮が剥がれるわ。あんたは所詮、親を裏切っても何ともない親不孝もんや!」とエリーを罵倒する言葉で切り返した。


 相武のいびり芸には年季が入っている。2009年の『ブザー・ビート』(フジテレビ系)を演じた時に、悪女キャラに開眼していたようだ。さらに、2013年の『おトメさん』(テレビ朝日系)でも姑(黒木瞳)を裏でイジメ倒す嫁を怪演している。その時の現場では「黒木さんと本当に険悪なのでは」という噂が流れたほどだったらしい。


 上智大学教授(メディア論)で、朝ドラに詳しい碓井広義氏はこう語っている。
 「ピン子さん不在で視聴者にストレスを与える存在がいなくなっていたところにスッポリ収まった。普段の顔がかわいいからこそキッと引きあがった表情はドスが利いている。今後もことあるごとに政春とエリーの関係に波風を立てようとするはずだ。ほんわかした朝ドラをピリッとさせる最高のスパイスになっている」

 政春と優子が結婚していたら、ピン子と相武の壮絶な嫁姑バトルが見られたかもしれなった…。



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