リベリア滞在遍歴のある男性が発熱！更に関空でギニア人女性も発熱！現在エボラ出血熱の感染を検査中！

　エボラ出血熱が猛威を振るっている西アフリカ・リベリアに滞在歴のある東京都在住の60代男性が7日に、発熱などの症状を訴えて、町田市にある診療所を受診したらしい。さらに、流行地域の西アフリカ・ギニア国籍の20代女性も同日に、関西国際空港（大阪府泉佐野市）で発熱の症状を訴えていた。いずれも現地で患者と接触したとの報告はしていなく、簡易検査で別の感染症と診断された。しかし、厚生労働省などは念のためということで2人を病院に搬送、エボラ熱感染の有無を詳しく検査する方針。

　厚労省などの発表によると、東京都在住の男性は搬送先の国立国際医療研究センター病院（東京都新宿区）で簡易検査した結果、別の感染症による咽頭炎と診断されていた。ギニア人女性はりんくう総合医療センター（泉佐野市）に搬送され、簡易検査でマラリア陽性との結果が出たようだ。男性の詳しい検査結果は8日の朝、女性は同日の昼すぎごろに判明する見込み。


　東京都の男性は9月末から10月26日まで仕事でリベリアに滞在していたらしく、他国を経由して11月4日に羽田空港から日本に帰国した。同6日の夜に発熱し、7日朝に自宅近くの診療所を受診し、38．9度の発熱と喉の痛みを訴えていた。 　診療所の医師にはリベリアに滞在していたことを告げずに、帰宅後に同空港の検疫所にメールで発熱を伝えたらしい。抗生剤を処方されており、搬送前の体温は37．2度に下がっていた。


※http://apital.asahi.com/article/news/2014081700009...より引用

　帰国時に発熱などの症状はでていなかったが、検疫法に基づき体温や健康状態を毎日2回報告するよう義務付けられる健康監視の対象だったそうだ。厚労省などは血液を国立感染症研究所村山庁舎（東京都武蔵村山市）に運び入れ、遺伝子検査している。
　ギニア人女性は、7日の午後4時50分ごろ、ドバイ発のエミレーツ航空機（乗客乗員238人）で関空に到着。発熱の症状があったために空港から病院に運ばれて、同日夜に検体が感染研へ搬送された。航空会社は、女性が座った座席などにも消毒を実施したそうだ。

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