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まんだらけ 万引き犯に向けて警告を行っていた!!諸事情により写真公開ならず [ニュース]

 おもちゃを万引きしたとされる人物に、古物商「まんだらけ」(東京都中野区)は返品しなければ顔が映った防犯カメラの画像をホームページ(HP)で公開すると警告を行っていた。しかし13日未明、画像の公開を取りやめたそうだ。その理由は警視庁が「容疑者の逃亡など捜査に支障が出る恐れがある」と写真の公開中止を要請してきており、これに応じた形となった。今後は捜査の方針に任せるという。


 まんだらけによると、今月4日午後5時ごろに中野店4階で、ゼンマイで動くブリキ製の玩具「鉄人28号」(価格にして25万円)が盗まれたという。同社は5日に、顔にモザイクをかけた「万引き犯」とみられる男性の画像をHPに掲載し、「1週間以内に返しに来ない場合はモザイクを外す」と警告を行い、期限をして13日の午前0時を指定していた。

まんだらけ2.jpg
http://www.youtube.com/watch?v=Fl5VIszXMQwより引用

 13日未明、HPにアップされた同社の説明文のタイトルは「警視庁の要請により顔写真の全面公開は中止させていただきます」だった。「捜査に協力する」としたうえで「12日に報道陣が(中野店の)ビル付近に集まったため(容疑者が)入って来れる状況ではない」と記載している。容疑者の身内と思われる女性から電話があったので「(返しに来るのを)期待して待っていた」そうだ。
 画像公開を巡っては人々の中でも賛否両論だった。近代法治国家では、刑罰を科す権利(刑罰権)を持っているのは国家であり、たとえ被害者であっても個人にはないという。このために、インターネット上の中傷問題に詳しい清水陽平弁護士は「私的制裁を加える私刑(画像公開)は禁止されており、やり過ぎだ」と批判した。さらに刑法の名誉毀損(きそん)罪に当たる可能性もあるので「懲らしめなど私的な恨みを晴らすことが目的なら違法の恐れがある」と話した。


 万引きの発生件数は近年、高止まりしており、小売店の経営を圧迫しているという事実がある。NPO法人「全国万引犯罪防止機構」(東京)の福井昂(こう)事務局長は「(公開しても)やむをえない状況でもある」と公開に向けて同情的だったようだ。
 まんだらけの客で、さいたま市の男子大学生(21)は「(公開は)自衛策として理解できる」とし、中野区の女性会社員(29)は「公開処刑だ」と批判していたそうだ。



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