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エボラ出血熱が日本に上陸する可能性は放置できない!! [ニュース]

 西アフリカを中心にしていまなお感染が拡大し続けているエボラ出血熱。先日には、アメリカでも、エボラ出血熱の感染者が現れました。日本では、「デング熱」が連日報道されていたときのことです。
 海外ではエボラ出血熱が流行し、いまだに収束の目処がまったく立っていません。さらに悪いことにスペインでも感染者が見つかっています。医療従事者に感染したというニュースもあります。今回は拡大し続ける状況をふまえて、日本にもエボラウイルスが上陸して感染者が出る可能性があるのか、またどのような対策が進められているのか、現状をまとめてみましょう。

「アメリカで初めてエボラ出血熱の患者が現れた、状況をまとめると…」
 アフリカだけの問題ではありません。いずれ日本にも、感染者が現れるかもしれません。米疾病対策センター(CDC)は2014年9月30日に、アメリカ国内で初めてエボラ出血熱の感染者が見つかったと公表しました。感染者は、西アフリカのリベリアからアメリカに入国してきた成人の男性だった。
 また、CDCは10月2日に、この男性あるいはその親族などと接触し、感染した可能性がある人がゆうに100人にものぼることを明らかにしました。そのため、接触者を隔離し、1週間経過したものの症状がなかったために、10月6日の時点では感染拡大を阻止できていると発表しています。


「どこからアメリカにやってきたのか?そして、なぜ対応できなかった?」
 アメリカでも感染者が見つかってしまったエボラ出血熱。最初に発生したのは、2014年の3月にギニアでの集団発生だった。流行を抑えられなかった原因は、現地の住民達の間でエボラに対する理解が進んでいなかったことが大きいです。感染が一気に拡大した原因は、死亡した患者の埋葬時や、注射器や手袋などの医療器具の不足などが主な原因といえます。何故なら患者の血液や体液に触れたことによって感染したものが多いと考えられるからです。また、地域の人々が国境を意識せずに頻繁に移動していることや、すでに流行している地域が複数あり、地理的な広がりをみせているといったようなことがいくつも重なって、感染拡大を制御できなかったといえます。

エボラ3.jpg
http://www.narinari.com/Nd/20140626563.htmlより引用

「エボラ出血熱って、テレビやラジオでよく聞くけどどんな病気なの?」
 エボラ出血熱と呼ばれる病気は、エボラウイルスによって引きおこされる感染症だといえます。運がいいことにこのウイルスは空気感染はしないようで、近年では国際的にエボラウイルス病(Ebola virus disease:EVD)と呼ばれているそうです。感染する原因は、症状が現れている患者の体液(血液や分泌物、吐物・排泄物)や患者の体液などに汚染された物質(注射針など)に触れることです。
 触れてしまったら、ウイルスが傷口や粘膜から侵入してくるといいます。その結果、感染してしまうのです。症状としては、まず突然の発熱や頭痛、倦怠感、筋肉痛、のどの痛みなどが現れる。その後、嘔吐や下痢、発疹、肝機能や腎機能の異常などが生じます。さらに症状が悪化すると、出血傾向も見られます。また、潜伏期間は2日~3週間です。集団発生すると、致命率は実に90%にも達することがあります。現在、エボラ出血熱に対するワクチンや特効薬はないため、患者の症状に応じた治療を行うことが必要とされています。


まとめ
 エボラに対する現地の人の理解が足りなかったために、流行してしまった。さらには、アメリカまで、感染者を出してしまうものとなってしまった。一刻も早く治療薬を開発する必要があります。今後日本においても、感染者が絶対に出ないとは言えません。具体的なワクチンがない今、一人一人が病気に対する意識を高めることで、救える命もあるかもしれません。



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