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中1殺害事件、上村遼太さんの告別式が行われ、多くの弔問客が参列した… [ニュース]

 神奈川の川崎市にある多摩川河川敷で、中学1年生だった上村遼太さん(13)が殺害された事件で、逮捕された3人の少年達から新たな供述が聞き出せた。その供述で、犯行当時のくわしいやり取りが少しずつわかってきた。

 3日、上村さんの告別式が行われた。その場には、上村さんの中学校の同級生など多くの弔問客が上村さんとの最後のお別れのために出席していた。

中1殺害事件 告別式.jpg
http://www.yamatopress.com/c/1/1/10404/より引用

上村さんを殺害したと見られている逮捕された3人の少年達。リーダー格と考えられる18歳の少年が新たに、「17歳の少年2人もカッターナイフで切りつけた。さらに、少年Bに、『お前もやれ』と指示をした。あいつは悪くない」と話していることがわかった。
 その一方で、少年Bは、「18歳の少年が刃物で首を切ったのを見た」と供述している。そして少年Cは、「今は思い出せない」と話している。3人が語る供述には矛盾点が多々あり、警察は慎重に調べている。


 逮捕された少年Bは26日に、「(上村さんから)連絡が来て、『ヒマなので会いませんか』という感じで会って」と話していた。事件が起きるおよそ3時間前、上村さんに誘われて会うことになったという少年B。実は、この時、少年Bは、主犯格の少年Aと一緒にいたそうだ。しかし、事件の前日、上村さんに会うことになった17歳の少年Bは、一緒に主犯格の少年Aがいることを、上村さんに伝えていなかったことが判明した。


 その時、件の少年Aは、上村さんに対して怒っていたらしい。どうも、少年Aの怒りの原因は、事件の8日前、上村さんの友人グループが少年Aの自宅に押しかけて、上村さんへの暴力をやめるよう抗議していたことによるものらしい。
上村さんの友人は「18歳が、中学1年生を連れ回している時点でおかしいと指摘したそうだ。(少年Aは)『本当にすみませんでした』と、やった本人もその時は素直に謝っていたらしい。このことで、少年Aは上村さんを逆恨みしたのだろうか?。


 少年Bは、このことを知っていたにもかかわらず、少年Aがいることを上村さんに伝えなかった。そのため、上村さんと少年Aが会うことになってしまった。少年Aは「上村さんを全裸にして、川で泳がせたあと殴った。17歳の少年Cが持っていたカッターナイフで切った」と供述している。


 河川敷で殺害されてしまった上村さん。事件の翌日、少年Bは、LINEに「何でこうなったんだよ(泣) もう俺のせいだよ!! 本当にごめんな(泣)」などと、後悔ともとれる書き込みをしていたという。しかし、事件の4日後、別の友人がLINEに、少年Aが上村さんを殺害したと書き込んだ際には、無関係を装って、少年Aを見つけたら報告すると、絵文字つきで書き込んでいたようだ。

 告別式の会場には、上村さんが写る、たくさんの写真が飾られていた。



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